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2021/11/08 09:01

米株高値更新で買い先行か、中国輸出上振れも追い風 無料記事

◆週明け8日の香港マーケットは、米株高値更新を好感し買い先行か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はポジティブ。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.6%高と反発し、再び史上最高値を更新した。ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.2%高と10日続伸し、連日で最高値を更新。機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数は0.4%上昇し、連日で最高値を切り上げている。雇用情勢の改善を材料視。米労働省が5日公表した10月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回り、9月実績から拡大している。経済活動正常化の期待も高まった。米ファイザーは5日、開発中の新型コロナウイルス感染症を治療する「飲み薬」で入院・死亡のリスクが89%低下したと発表。早ければ、年内にも米国内で投与が始まる可能性があると伝わった。
 米財政政策にも期待感。米下院は5日夜、1兆米ドル規模のインフラ投資法案を可決し、バイデン大統領に送付した。
 一方、中国国内では、10月の経済統計の発表が集中する。今週は、10日に物価統計、15日に小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融統計が発表される予定。週末7日に公表された10月貿易統計では、輸出の伸びが予想以上に前月実績を上回った。また、北京市では本日(8日)〜11日、中国共産党の重要会議、第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)が開かれる。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは買いが先行する流れか。米株高値更新や、中国輸出の上振れが好感されそうだ。ただ、中国指標や政策動向の見極めで買い進む動きが限定される可能性もあろう。


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