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2021/08/30 08:44

米株高好感で買い先行か、中国指標控え上値の重さも 無料記事

◆週明け30日の香港マーケットは、米株高を好感し買い先行しそうだが、中国指標の発表控えて上値は限定的か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境ポジティブ。先週末の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.7%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.2%高とそろって反発した。ナスダック指数は史上最高値を更新。機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数も0.9%上昇し、最高値を切り上げた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演内容が買い安心感を誘う。オンラインで開催されたジャクソンホール会議(各国の中央銀行関係者が集まる国際経済シンポジウム)でパウエル議長は講演し、テーパリング(量的緩和の縮小)の年内開始を示唆する一方、利上げにはつながらないと明言した。低金利政策はしばらく続く――との見方が広がっている。
 一方、中国・香港では主要企業の決算発表がピークを迎えた。本日は中国中鉄(390/HK)や中国東方航空(670/HK)、中国稀土HD(769/HK)、世茂集団HD(813/HK)、大唐国際発電(991/HK)、中遠海運能源運輸(1138/HK)、中聯重科(1157/HK)、中国鉄建(1186/HK)、中国農業銀行(1288/HK)、中国冶金科工(1618/HK)、江西カン鋒リ業(1772/HK)、中国交通建設(1800/HK)、融創中国HD(1918/HK)、中遠海運HD(1919/HK)、北京汽車(1958/HK)、広州汽車集団(2238/HK)、イ柴動力(2338/HK)、中銀香港(2388/HK)、上海医薬集団(2607/HK)、中遠海運発展(2866/HK)、美団(3690/HK)、新疆新キン鉱業(3833/HK)、中国銀行(3988/HK)などが中間決算を報告する予定。これまでに公表された決算では、増収増益や予想上振れなどが多く見られる。
 なお中国本土ではあす31日、8月の製造業PMI(国家統計局などが集計)が発表される。最新のコンセンサス予想では、7月実績からやや低下する見込みだ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは買い先行も上値の重い展開となろう。先週末の米株高は投資家のリスク選好を強めさせそうだが、あすの中国指標発表が気がかり材料として意識されそうだ。また、業績動向を手がかりに売り買いが交錯する場面もあろう。

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