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2022/11/29 08:44

上値の重い展開か、内外に不安材料 無料記事

◆29日の香港マーケットは、中国のコロナ防疫措置強化と米国の金融引き締め長期化が重しとなる流れか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。28日の米株市場は、内外の不安材料で、主要指標のNYダウが前営業日比1.4%安と4日ぶりに反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.6%安と続落した。中国懸念の高まりや、米金融引き締めの長期観測が投資家心理を重くしている。中国では新型コロナウイルス防疫措置を巡る抗議行動が拡大。中国景気の低迷や供給網の分断で、世界景気が下押しされると懸念される状況だ。米金融動向に関しては、米連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持つ米セントルイス連銀のブラード総裁が29日、「米金融当局は来年も、積極的な利上げを継続する可能性を市場は過小評価している」と指摘。一段の利上げを示唆した。
 中国国内の環境も依然として不透明。中国では新型コロナの新規感染者数が急増し、複数地域でロックダウン(都市封鎖)などの行動抑制が強化されている。各地に広がった抗議活動は警察の大量配備で沈静化に向かっているとされるが、市民の不満は高まったままだ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。上述したように、中国のコロナ防疫措置強化や米国の金融引き締め長期化が相場の足かせだ。ただ、コロナ防疫措置に関しては、当局が何らかの緩和(調整)に動くとの思惑も浮上している。政策動向によっては、買い戻しが加速する可能性もあろう。


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