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2024/03/21 08:50

買い先行か、米株が最高値更新 無料記事

◆21日の香港マーケットは、米株最高値更新を好感した買いが先行する流れか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はポジティブ。20日の米株市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が波乱なく終了し、投資家に買い安心感が広がる流れ。主要指標のNYダウが前日比1.0%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.3%高とそろって3日続伸している。それぞれ史上最高値を更新。そのほか、機関投資家がベンチマークとして重要視するS&P500指数は0.9%上昇し、連日で最高値を更新している。注目のFOMCでは、予想通り政策金利の据え置きが決定され、足元のインフレ状況にもかかわらず、メンバーによる金利見通しに変化がなかった。金利見通しは年内利下げ3回分に相当。市場の一部では、年内利下げが2回に減るとの声もあっただけに、不透明感も払しょくされた格好だ。
 内部環境も悪くない。中国当局の景気支援スタンスが継続しているほか、企業業績の改善期待も高まっている。香港では月末に向け、主要な中国企業の通期業績報告が集中。これまでに発表された決算では、増益や黒字転換、赤字縮小、配当の増額見通しなどが相次いでいる。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは買いが先行しそうだ。年内の米利下げ見通しや、米株最高値更新などが好感されよう。また、決算動向を手がかりにした物色も活発化しそうだ。前日発表した企業では、ショート動画投稿アプリの快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)とオンラインゲーム事業・アプリケーション・ソフト開発の金山軟件(3888/HK)が黒字転換、オンライン医療の京東健康(6618/HK)が利益5.6倍と堅調さが目立っている。ただ、インターネットサービス中国大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)は2期連続で減益。同社株は指数寄与度が大きいだけに、株価動向に注意したい。なお本日は、長江和記実業(1/HK)や恒基兆業地産(12/HK)、中国海洋石油(883/HK)、中国移動(941/HK)、永利澳門(1128/HK)、瑞声科技HD(2018/HK)、中国平安保険(2318/HK)、中国建築国際集団(3311/HK)などが業績を公表する予定だ。


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