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2025/05/30 13:43

香港前場:ハンセン1.5%安で反落、上海総合0.3%下落 無料記事

 30日前場の香港マーケットは、主要83銘柄で構成されるハンセン指数が前日比348.98ポイント(1.48%)安の23224.40ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が146.70ポイント(1.71%)安の8413.01ポイントと反落した。売買代金は1188億7580万香港ドルとなっている(29日前場は1109億2010万香港ドル)。
 投資家心理が再び悪化する流れ。米関税政策の不透明感がくすぶるほか、中国指標の発表も気がかり材料となっている。米連邦控訴裁判所は29日、トランプ大統領の関税措置の大部分を無効とした下級審判決の執行を一時停止すると発表した。トランプ政権の緊急申立要請を認めた形で、控訴審の審理が続く間、関税措置が維持される。また、中国では週末のあす31日、5月の製造業PMIと非製造業PMIが公表される。最新の市場コンセンサス予想では、製造業PMIが4月の49.0→49.5、非製造業PMIが50.4→50.6に上向く見通しだが、これまでに発表された5月の経済統計では、小売が市場予想を下回り、不動産関連の悪化が続くなど総じて弱い内容だった。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、即席麺・飲料大手の康師傅HD(322/HK)が5.2%安、電子機器受託製造サービス(EMS)の比亜迪電子(BYDエレクトロニック:285/HK)と光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)がそろって5.0%安と下げが目立った。BYDエレクや舜宇などテック銘柄に売りが先行する中、ハンセン科技(テック)指数は2.6%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている(構成銘柄30のうち下落29)。
 セクター別では、スマートフォン関連が安い。BYDエレクや舜宇のほか、丘タイ科技(1478/HK)が5.6%、瑞声科技HD(2018/HK)が5.0%、高偉電子(1415/HK)が3.1%ずつ下落した。
 半導体やクラウド、ロボットの銘柄群も売られる。英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が3.4%安、華虹半導体(1347/HK)が2.9%安、万国数拠HD(9698/HK)が7.5%安、金山雲HD(3896/HK)が4.4%安、深セン市優必選科技(9880/HK)が3.9%安、深セン市越疆科技(2432/HK)が3.4%安で引けた。
 自動車セクターもさえない。東風汽車集団(489/HK)が5.3%安、小鵬汽車(9868/HK)が4.6%安、蔚来集団(9866/HK)が4.4%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が4.2%安で前場取引を終えた。
 本土マーケットも反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.31%安の3353.07ポイントで前場取引を終了した。ハイテクが安い。消費、自動車、素材、インフラ建設、公益、不動産なども売られた。半面、医薬は高い。銀行、軍需産業、エネルギー、運輸も買われた。


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