2025/07/17 11:00
本土株:上海総合は0.1%高で反発、深センB株は0.4%高 
17日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.39ポイント(0.07%)高の3506.17ポイントと3日ぶりに反発している。
中国景気の先行き楽観が相場を支える流れ。足もとで複数の証券会社が中国の経済成長見通しを引き上げている。25年の実質GDP成長率について、モルガン・スタンレーは4.5→4.8%、ゴールドマン・サックスは4.6→4.7%に上方修正。ANZに至っては、4.2→5.1%へと大きく引き上げた。うちモルガン・スタンレーは、中国が今秋にも追加の財政刺激策を打ち出すと予想。その規模は5000億〜1兆人民元(約10兆〜20兆円)になるとみている。もっとも、上値を買い進む動きはみられない。中国では月次の経済統計が週前半までにほぼ出揃った。今月下旬、下半期の政策方針を決定する中央政治局会議が開かれるため、様子見ムードも漂っている。
主要銘柄の値上がり率は、浙江中国小商品城集団(600415/SH)が7.2%、中航瀋飛(600760/SH)が1.6%、東鵬飲料(605499/SH)が1.6%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.2%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.02ポイント(0.01%)高の259.87ポイント、深センB株指数が5.15ポイント(0.41%)高の1247.35ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国景気の先行き楽観が相場を支える流れ。足もとで複数の証券会社が中国の経済成長見通しを引き上げている。25年の実質GDP成長率について、モルガン・スタンレーは4.5→4.8%、ゴールドマン・サックスは4.6→4.7%に上方修正。ANZに至っては、4.2→5.1%へと大きく引き上げた。うちモルガン・スタンレーは、中国が今秋にも追加の財政刺激策を打ち出すと予想。その規模は5000億〜1兆人民元(約10兆〜20兆円)になるとみている。もっとも、上値を買い進む動きはみられない。中国では月次の経済統計が週前半までにほぼ出揃った。今月下旬、下半期の政策方針を決定する中央政治局会議が開かれるため、様子見ムードも漂っている。
主要銘柄の値上がり率は、浙江中国小商品城集団(600415/SH)が7.2%、中航瀋飛(600760/SH)が1.6%、東鵬飲料(605499/SH)が1.6%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.2%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.02ポイント(0.01%)高の259.87ポイント、深センB株指数が5.15ポイント(0.41%)高の1247.35ポイントで推移している。
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